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ご無沙汰してました、どうも大政です。 相変わらず各地の神社を廻り、神々の力、しいては宇宙の神秘を感じる旅に出ております。 魂の感じるままにノープランで出かけるのだけど、不思議と然るべき時に然るべき場所に行くようになっているなぁって思うこと多々。 その時その時にイメージとして出てくる心の原風景に出会えるんだよね。 神社独特の、ちょっと霞んでるんだけどそれと同時に澄み切った空気や、ふと見上げた鳥居の立ち振る舞いとその先に無限に続く空、ご神木の持つ圧倒的なパワーや、帰りしなに聞こえてくるひぐらしの鳴き声などなど。 そしてそれらが強烈にサウダージを感じさせるんですよ。 そんなわけで、これからもまだまだこの旅は続くことでしょう。 一緒に行きたい人はご一報ください(笑) さてさて、そんな心に浮かぶ風景について最近思うことをちょろっと書いてみようかな。 おれが思うに最高のアートっていうのは、常に受け手になにかしらの景色、風景を想起させるもの。 そしてそれは、真に自分の心を震わせられてこそ初めて見ることの出来るものなんだと思うのね。 そのためにはまず、自分自身の内面の研磨や然るべき知識と経験の蓄積がないと話にならない。 なのに、この頃はそのプロセスをすっ飛ばしてお手軽に表層だけを掬って、それを味わったフリをする作法が横行してやしないかな? それも、フリをしている自覚もないままに。 音楽で言えば、ポップという名の下に安易な感情移入を推奨するためだけに産まれた曲を、さも本物を味わっているかのごとく享受して、やれ泣けただ感動しただとほざく作法のことだ。 映画にしろ小説にしろ同じような状況に陥っているけれど、おれはそれをアートのファーストフード化と呼んでいるわけ。 ここで枕に戻るけども、なぜにおれが神社を廻っているかというと、そういった作法に疑問すら持たない連中と闘っていくためのパワーを充電するため。 己の中に眠っているであろう、日本人が古来から持っていた感性と魂を呼び覚ますための旅なわけですよ。 おれは本物の感動を味わいたい。 そして、おれの鳴らす音を通してその感覚を一人でも多くの人に知ってもらいたい。 金を持ってるヤツが偉いっていう世の中じゃなくて、例え金がなくとも心の豊かさこそが素晴らしいんだっていう世の中に生きたいからさ。 そのためにはもっともっと努力して、超越出来るように頑張らないと。 さぁ、そんな気概をもった男達の集まるイベントが8/7にあるぜ! 前のブログで飯田君が詳細書いてるけど、とにかく非日常を味わいたい輩は集まるべし!! 一緒に馬鹿になろう。
by lenoblog
| 2010-08-05 21:51
| 大政@Leno
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