なんかさぁ、右向いても左向いても景気の悪い話ばかりで辟易するね。
しかもそれって大半が自分で自分の首締めてるってパターンで。
そしてその捩れの構造はこれでもかってくらいに深く根深い。
問題点自体は非常にシンプルなのにね。
このままいくと、冗談抜きでこの国から文化や人間味(おれの言葉で言うなら‘ニオイ’)が失われてしまうんじゃないかって気がしてくる。
この先にはジョージ・オーウェルの1984年みたいな世界が待ってるんじゃないかって。
皆ちょっと肩書きや建前、常識みたいなものに縛られ過ぎてやしない?
肝心の‘心’は何て言ってるの?って思っちゃう。
考え方のベースがネガティブな気がするのはおれだけなのかな?
リスクヘッジすることばかり考えているというか、とにかく何事もハナから諦めているように感じる。
例えば先日のサッカー日本代表の日韓戦。
どうしても、『勝てなかったらどうしよう。。』というメンタリティで選手が試合に臨んでいたように見えてしまった。
自信がない。
もしそれが仮に「おれたちは絶対に負けねぇ!」というメンタリティで臨んでいたらどうなっていただろう?
また、おれたちサポーターやマスコミはどうか?
いつも揚げ足をとる機会を伺って、負けたらすぐに戦犯を探し徹底的に叩く。
もっと前ならともかく本大会を目前に控えた今、そんなことを言っても後の祭りなわけで、例えどんなに酷くても、やはりここは選手や監督のメンタルを支えてあげるようにしなくてはいけないのではないかな?
そんな些細な支え合いが、巡り巡って固い捩れも解きほぐしてくれるんじゃないかと思う、今日この頃です。